年の瀬の情。 [にゃんにゃんこ!]
2011年12月31日、大晦日。
前日のお餅つき大会で、ぶぶにゃんお酒飲んじゃったもんだから、
車の運転が出来ず、のし餅やバーベキューセット、七輪等道具はオープンロードに置いてけぼり。
翌日の31日、改めてオープンロードに取りに行く事に。
いつものように、いつものらんくす君で。
通る道も、来る方向もいつもとおんなじ。
もちろん、らんくす君のエンジン音もいつもとおんなじ。
ぶぶにゃん 『あれっ?なんか聞こえない?』
ひげおぢさん 『聞こえないよ。』
ぶぶにゃん 『なんか、にゃぁ~んって聞こえたような‥‥。』
気のせい?
そのまま、荷物をらんくす君に積め込んでると‥‥。
ひげおぢさん 『あっ!ネコ!!』
ぶぶにゃん 『ヽ(’@@’*)ノあ!』
ぶぶにゃん 『おかぁしゃ~ん!!o(・@@・;。)ジーン・・(感動)』
ずっとオープンロード近くをふらふらしてた野良にゃんこ。
女の子で野良なもんだから、ここ数年しょっちゅうひっきりなしに妊娠。
もちろん子供にゃんこだって全部生き延びるわけではなく‥‥。
どん太なんて、具合悪くてオープンロードでぐてぇってしてるとこを保護。
分ってくれたのか、おかあしゃんにゃんこは何も言わずに見送ってくれたっけ。
そんなこんなで、うちのどん太もきなこも、このおかあしゃんにゃんこの子供。
そうこしてるうちに、この夏また妊娠、出産。
おかあしゃんにゃんこだって、いっつもこんなんじゃ体力消耗しちゃう‥‥。
もうなんとかしなくっちゃ。
この子にゃんこ達がそれなりに大きくなって乳離れしたら、
おかあしゃんにゃんこを避妊手術しよう。
そう話してました。
そうこうしてるうちに、
プンロー近所の工場のおばさんが子猫を飼うことにした、
もうおかあしゃんにゃんこから離したと。
そうなんだっ!それなら!と、
ぶぶにゃん、おかあしゃんにゃんこを保護。
病院に連れて行って、手術。
術後はぶぶにゃんちでゆっくりしてもらって。
おいしいものいっぱい食べて、体力つけてもらってて。

おかあしゃんにゃんこは生粋の野良ちゃん。
ふらふらしてた時だって、人間が近くにいるとちょー警戒。
3m以上近づけない状態。
それでもぶぶにゃんはにゃんこの匂いがするのか、少しは気を許してくれたのか。
ぶぶにゃんがプンローに行くと、『ごは~ん、ごは~ん、にゃー』って現れてね。
ごはん食べてる間、ぶぶにゃん、そばに座っていつもお話してました。
なでさせてくれるほどではなかったけど‥‥。
それでも何回か頭をちょんと触っちゃったりして。
そんな感じの関係で。
でももし、このまま慣れるてくれるなら、ここでもいいかなって思ってくれるなら。
ぶぶにゃんちだと完全室内飼い、
お外には出れなくなっちゃうけど、それでもいいって思ってくれるなら。
ぶぶにゃん 『うちの子にならない?』
そう、おかあしゃんにゃんこに言ってました。
ところが‥‥。
近所の工場のおばさん。
その後、やっぱり子猫を放したと、飼わないことにしたと。
だから、親ネコを戻してくれ、そうしないと子猫が死んじゃうと‥‥。
怒り。
ぶぶにゃん、心の底から怒りがこみ上げました。
どうしてそんないい加減なことするのか。
いったん、飼うって言ったのに。
おかあしゃんにゃんこから引き離しておいて。
命を預かるってことをなんだと思ってるのか。
悩んで、悩んで。
おかあしゃんにゃんこと話して。
ひげおぢさんとも相談して。
そして、おかあしゃんにゃんこに、お外(野良)に戻ってもらうことにしました。
何度も何度も振り返りながら、キャリーバッグから出て行ったおかあしゃんにゃんこ。
その姿が今でも忘れられない。
もしかして、おかあしゃんにゃんこ、
うちの子になってもいいかなって、そう思い始めてたんじゃないかって。
でも、その一週間後。
おかあしゃんにゃんこは再びオープンロードに現れました。
子にゃんこを連れて。
よかった、子にゃんこ、無事だった。
そして、それが今のうちの楽太郎。

その後も『ごは~ん、ごは~ん』って。
ぶぶにゃんが車でプンローに行くと、遠くの方からとっとっとっと歩いてくるおかあしゃんにゃんこ。
らんくす君やじぇみちゃんのエンジン音が分かるのかね?そう言われてたおかあしゃんにゃんこ。
ぶぶにゃんのそばでむしゃむしゃとにゃんこご飯を食べてたおかあしゃんにゃんこ。
ところが‥‥。
ひげおぢさん 『最近見ないんだよね。』
少し回転あげてエンジン音大きくしてプンローに来ても、おかあしゃんにゃんこの姿は見えない。
そんな日が多くなり、二ヶ月くらい前にごはんあげてからぷっつり。
交通事故にでもあってしまったのか、
病気になっちゃったのか。
何度か野良で冬を越してはいるものの、寒い季節はつらいだろうし。
やっぱりあの時‥‥。
そんな想いがぶぶにゃんの中でぐるぐる。
そして、年の瀬も押し迫った昨日、大晦日。
『にゃ~ん。』
おかあしゃんにゃんこでした!
良かった、元気だったんだ。
ぶぶにゃん 『どこ行ってたのぉ?
ずっと顔見せないから心配してたんだよぉ。』
慌ててにゃんこごはんをお皿に盛ったぶぶにゃん。
ひげおぢさん 『うわぁ、デブ!』
たしかに、おかあしゃんにゃんこってば体がふっくら。
もちろん以前の妊娠中だっておなかはぽってり。
でも、今は違う。
だって、お顔もふっくら。
ぶぶにゃん 『おかあしゃん、太った?』
おかあしゃん 『にゃ(=・ ェ ・=)(=・ ェ ・=)ん?』
以前ならがつがつがつと一心不乱完食だったごはんも、
ちょっと口をつけておしまい。
おかあしゃん、もしかしてどっかで飼われてる?
家ネコとまでいかなくても、暖かい寝床とたっぷりのご飯が用意されてるとか?
その上で、外のお散歩も出来る自由な環境だったりする?
おかあしゃん 『にゃ~、にゃ~ん。』
そして、おかあしゃんはまたとっとっとっと歩いて行ってしまいました。
でも、まるで、この年の瀬に挨拶しに来てくれたような。
付き合いでにゃんこご飯に口をつけてくれたような。
ヾ(@@^;)ゞうへへ
元気だよっ、大丈夫だよって!
ネコは薄情なんて言う人もいるけど。
そんなことないってぶぶにゃんは思います。
おかあしゃんにゃんこは何ヶ月たってもぶぶにゃんをちゃんと覚えてるんだもん。
手術なんて怖い思いさせちゃったけど、
むしろその後、もっとそばまで来るようになってね。
そして、いろいろあった2011年の最後の日。
ちゃんと挨拶に来てくれました。
おかあしゃんの顔を見れば、ぶぶにゃんが安心するって分かってたんじゃないか。
そんな気がします。
義理、人情、んにゃっ、にゃんこ情。
人が失いつつあるものを、にゃんこはちゃんと持ってる。
天国のぷるちゃんやちょこちゃんだってちゃんと持ってた。
涙が出ちゃうね。
2012年がおかあしゃんにゃんこにとって、良い一年になりますように。
でも何か困ったことがあったら、いつでもぶぶにゃんとこにおいでね。
おかあしゃんの息子や娘達もうちで元気にしてるからさ。
というわけで、うちの現役にゃんずはまだまだ毎日あぽ~んって感じ、いつかは立派なにゃんこ情が芽生える?ってなお話はまた次ね。







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