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まだまだ続きます、ラリージャパン2008参戦記(19) ~それぞれの戦い編~    [ ラリージャパン2008]


忘れてるようで、でもやっぱ書いてるといろいろ思い出すもんですね。

というわけで、引き続きラリージャパン2008参戦記第19話、それぞれの戦い編です。



この同じ澄んだ青空の下。
みんなで戦ってるんだ。

 

ローダーに揺られ、サービスパークに到着したらんくす君。
まさかこんな風に帰ってくることになるとは‥‥。

 

セリカちゃんは二回目のラリージャパン参戦でスーパーラリー無しの完走。
WRCクラス優勝のトロフィーまでもらった。

だからってわけじゃないけど。

らんくす君で二回目のラリージャパン。
なんか、うまくいくんじゃないかって。
高をくくってたのかもしれない。

それが‥‥。
ラリージャパン、初ローダー帰還‥‥。

P1290190改.jpg

 

広くて閑散としたパルクフェルメ。
そうだよね。
まだDay2は始まったばかりだもんね。

P1290196改.jpg

 

まずは、らんくす君をローダーから降ろす。

ごめんね。
らんくす君。
絶対走れるようにするから!
みんな居るから大丈夫!
ちょっとだけ休んでてね。 

Day2札幌ドームパルクフェルメ2.jpg

 

まだまだ勝負は終わっちゃいない!
らんくす君が束の間の休息を取ってる間に、チームメンバーが頑張んなくっちゃ!

 

さぁ、問題はミッションがみつかるか!
そして、規定の時間内に作業が終わるか!
いろんな幸運が重ならなければ、再スタートは無理かもしれない。
今はそれくらい難しい状況なのである。

予備ミッションがあれば‥‥。
工具、設備が揃ってれば‥‥。

いやっ。
うちのチームには優秀な仲間達がいる。
あきらめない!
そんな仲間達が!!
 

 

 

『らんくす用6速ミッション。
一機だけ函館にみつかりました!』

 

メカニックさん達が四方八方手をつくし。
なんと、チーフメカさんが地元横浜の部品商に連絡、そこからみつかったのである!

これはもう奇跡!
数少ない6速ミッションがみつかったなんて!!

 

ぶぶにゃん 『函館って北海道でしょ!!
         よかったじゃん!近くて!』

みんな    『(;¬ ¬) じ~っ』

ぶぶにゃん 『(´・@@・`)?ぶひ?』

 

同じ道内 → 同じ県内 → 遠くても横浜と箱根ぐらいな感じ?
o(*^@@^*)o るん♪

 

なのに、みんなはそわそわ。
どうやって運ぶか。
時間内に間に合うかって。

 

ぶぶにゃん 『ねぇねぇ、ねぇねぇ、道内でよかったね!!
         ぶぶにゃん取りに行って来ようか?』

みんな    『あのねぇ、北海道は神奈川と違うの。
         全然広いの!!
         そんなことしてたら間に合わない!』

ぶぶにゃん 『ヽ( ̄@@ ̄;)ノ あうあうあう??そうなの!?』

 

大至急!というオーダーに赤帽さんも無理とのお返事。

困った‥‥。
せっかくミッションがみつかったのに‥‥。
そんなに北海道って広いんだっ‥‥。

どうする?なんか方法はないの?どうすればいいの??
時間は刻一刻と過ぎていく。

 

そんな中、実はあっちこっちを走り回ってたメンバーがいたのである。
そう、われらがSちゃん!
現役全日本ラリースト、かっとびEPスターレットのSちゃんである!

『運んでくれる人みつけました!』

かの有名な名ナビゲーターTさんが函館にいる学生さんをみつけ、間を取り持ってくれたのである。
その学生さんが、自ら自分の車で運んでくれるとのこと。

 

『北大の学生さんが運んでくれるって!!』

目まぐるしく状況が変化していくサービステント。
時間に追われる中、ほっと安堵の空気が流れる。

 

『北大の学生って誰ですか?』

今年のチームスギヤマは、ヴィッツチームと共同戦線をはっていた。
経費削減、同じトヨタ車どうし!
ってことで、機材、コンテナハウスを共有することにしていたのである。

そんなヴィッツチームのサービス隊には、北大自動車部の学生さんも参加している。
雑用はもちろん、メカニックもこなす優秀な学生軍団である。

そんな学生さん達が反応した! 

 

『分かりました!
そいつは、俺達の後輩です。
これからの連絡は俺達に任せてください!』

 

サービス隊の学生さんはすかさず電話。
運び屋を引き受けてくれた学生さんと話しているらしい。

『いいか。
30分おきにこっちに電話入れろ。
現在地を随時連絡するんだっ。』

 

うぴぃぃぃぃぃ~、頼もしすぎるぅぅぅぅ。
o(T@@To) クゥ
この迫力といい、手際よさといい。 
学生さんとは思えない!!

まぢ、北大自動車部の学生さんは優秀。
共同戦線をはっているとはいえ、あくまでも隣のチームであるうちらの状況。
限られた時間と、限られた人数で戦ってるこの状況。
そんな状況をしっかりと見ていたのである。

 

ありがとう、ほんとにありがとう。(T@@T) ヒック

 

あぁ、こんな学生さんが新人として会社に来てくれたら‥‥。
未来のために、新しい世の中のために、一緒に新しい技術を生み出す仕事をしてみないかい?
って勧誘したいところだけど、今はそんなことしてる場合じゃない。

 

チーフメカニックのKさん、エースメカニックのOさん。
そして、サブメカニックのSさん、Sちゃん、T君。
さらにひげおぢさんもメカニックの目に変わる。

 

じつは作業はそんなに簡単なものじゃない。
らんくす君からミッションをおろす→中身をばらす→組み替える→再びのせる。
基本はこの作業だけど、この間、調達ミッションの到着を待ち、中身をばらさなければならない。

ぶぶにゃん  『ばらさないで中身を入れ替えるんじゃだめなの?』

ひげおぢさん 『リミテッド(機械式デフ)があるからねぇ‥‥。』

やっぱ完全組み換えをしなくちゃだめらしい。

らんくす君をパルクフェルメから連れ出して、作業できる時間は決まっている。
1分たりとも無駄にはできない。
ミッションの到着時間を予想し、ある程度の同時進行を考えなくてはならないのである。
ひげおぢさん、チーフはこの段取りを相談。
その間も学生さんから調達ミッションの現在位置情報が入ってくる。

そして、雑用を一手に引き受ける監督。
ぶぶにゃんはルール確認、時間チェック。

 

もう一度、らんくす君を走らせるんだっ!
明日のDAY3にはらんくす君を再スタートさせるんだっ。
その想いはみな一緒。

 

ひげおぢさん 『そろそろランクス取りに行くか!』

 

調達ミッションの到着時間もみえてきた。
もう日は落ちている。
11月の北海道。
寒さもしんしんと体にしみこんでくる。
そんな中、工具を配置し、手順、分担を確認するメカニックメンバーさん達。
冗談を言いながらも体は忙しく動いている。

これがラリー。
走るだけがラリーの戦いじゃない。
みんなそれぞれの戦いがあるんだっ!

さぁ、いよいよ新たな戦いが始まる。


 

長くて短いDAY2の夜が始まります。
でも、どんな結果になろうとも朝は必ずやってきます。

というわけで、DAY3の朝、らんくす君は‥‥!?!?ってなお話はまた次ね。


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コメント 6

ガイラ・六合

最初から読んで、追いつきました~。

ホントにいろんな事があったんですね。
続きが気になる~。ドキドキする~。
by ガイラ・六合 (2010-03-17 16:50) 

ゆ~

あのサービスパークで、こんなにも緊迫した「戦い」が繰り広げられていたんですね・・・
ちょうど皆さんが段取りをされている頃は、イメルを出て札幌ドームに向かっていました。
次回が楽しみです!
by ゆ~ (2010-03-17 21:27) 

ぶぶにゃん

ガイラ・六合 さん、こんばんはぁ。

でも、このラリーだけのことじゃないんですよねぇ。
いろいろあるのは‥‥。
過去のラリージャパンはもちろん、その他のラリーも。
特にひげおぢさんと行くラリーは、必ずなんかしらドラマ(トラブル?)があります。

『頼むから、ふつーにラリーしようよぉぉぉ。』

こうお願いしてるんですけど、だめですね‥‥。
おかげで毎回参戦記が長いです。
ヾ(^@@^;)ゞうへへ
by ぶぶにゃん (2010-03-18 00:09) 

ぶぶにゃん

ゆ~さん、こんばんはぁ。

そうなんです。
毎年、サービスパークでもドラマが繰り広げられてるんです。

うちのチームメンバーのほとんどは、元、もしくは現役ラリー屋さん。
みぃ~んないろんな武勇伝持ってます。
だから、ちょっとやそっとのトラブルじゃへこたれない!!

きっと他のチームさんもそれぞれ、いっぱいいっぱいドラマがあるんだと思いますよ。

続き、頑張って書きます!
ちょっと待っててね。
by ぶぶにゃん (2010-03-18 00:26) 

もとじ

知ってる話ですけど改めて活字で読むとジ~ンときますねぇ。

ところで函館と札幌の間は約300km。
横浜から名古屋くらいの距離ありますね(^_^;)
by もとじ (2010-03-18 23:20) 

ぶぶにゃん

もとじさん、こんばんはぁ。

そうなんですよぉ。
ぶぶにゃんの参戦記。
もうあっちこっちでお話したエピソードをピックアップして書いてるんですが、それでもこの長さ‥‥。

ほんとはもっともっといっぱいいっぱいいろんなことがあるんですけどねぇ。

まっそこらへんは、うちらだけの貴重な経験、宝物ってことで。
(*^@@^*)ムフッ
by ぶぶにゃん (2010-03-19 22:03) 

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